対話サポートプログラム

◆レインボーコンパスとは
レインボーコンパスは、自分が本来持つ特性(=特に伸ばすべき性質)を知り生かすことで、自分の価値を高め、自分らしく生きることができる対話サポートプログラムです。
自分では気づかなかった得意なことや、苦手なことの理由を客観的に理解すると、自分以外の人の良いところや、発言や行動に納得がいかなかったことも受け入れて、共通の目的に向かって力を合わせる事ができるようになります。
また、自分とタイプの違う人の考え方や行動の特徴が理解しやすくなり、自分の特性に合った自然な対応により、相手に寄り添った発言や行動ができるようになります。
結果として良好な対人関係が築け、精神的・肉体的・経済的な満足度を上げることができます。
中でも、チームで活動する場合は、他人と協力して物事を成し遂げる時の役割分担が明確になり、相手の思考や行動をお互いが理解しているので、無駄なストレスが減り、精神的に無理なく効果的に成果を出すことができます。
心身の健康と感情の関係は深く、感情は人とのコミュニケーションの中でお互いに影響をあたえます。
自分らしく生きるために、自分の持つ特性から人との関わり方を知り、うまく距離を保ちながら、場面に応じ適当なストレスをかけることで、心身の健康を自ら調整して行くことができます。
レインボーコンパスの活かし方
レインボーコンパスは、人の物の見方や物事の判断のしかた、興味・関心の源、人間関係の形成方法、学習・成長のしかた・心身の健康状態などを総合的・客観的に知ることができます。
そして、人の特性を知ることだけが目的ではなく、その特性を活かした思考と行動をワーク形式のセッションで認識し、お互いが自分の価値を高め認め合う関係やチーム作りに活かします。
レインボーコンパスを習得・実践することによって自分に合う特性の活かし方が分かるだけでなく、誰と力を合わせて何をどのタイミングで行うべきかの判断の精度が高まります。
そのため、人との関わりにおいてどんな場面でも有効に活用できるといえます。主な利用場面は以下の通りです。
●自己や他者の理解 ●コミュニケーション力の向上 ●リーダーシップやマネジメント研修
●チーム作りの最適化 ●教育者のトレーニング ●適材適所(人事・部署異動)
●キャリアカウンセリング ●家族カウンセリング ●こどもの教育
レインボーコンパス診断の起源
行動心理学やその他の心理学(アドラー、ユング、フロイト)や統計学をベースに、独自の理論でだれにでもわかりやすく、かつ、実際に行動を促すために作り上げたツールです。
古来より存在する自然法則に基づき、先人の叡智を受け継いだものです。
自然の摂理に則り、このプログラムを実践すると、あなたの社会に貢献できる認識レベルを上げるための道が開かれます。無理なく進める道が明確になれば、時間を無駄にしないためにどうするべきか、誰の指示を仰ぐべきか、どこにいて何をすれば良いのか、などが明確になります。
特性の分類方法 ~4つの基本特性♥・♣・♦・♠~
①どんな考え方を元にして行動するか
♥/♠ 理想的・直感的「もし○○ならいいな~」
〈今無い未来へのワクワク〉
「もし人が宇宙で暮らすなら何が必要かな~」「移動は潜水艦と飛行機の両方の機能が欲しいな~」
♣/♦ 現実的・五感的「今○○だから△△しよう」
〈現実的にいつ・どこで・誰が・何を・どのようにやるか〉
「今あるロケットから家になる部分を作ろう」
②興味の対象
♥自分が中心となったり、人と関わることが好き・多い「誰に」「何を」【姫・王子タイプ】
♣人を応援したり楽しそうだと感じることが好き・多い「誰に」「いつ」「どこで」【騎士・従者タイプ】
♦観察・情報分析・経験の蓄積に関わる事が好き・多い「いつ」「どこで」「どのように」【参謀・学者タイプ】
♠仕組み・システム・組織作りに関わることが好き・多い「どのように」「何を」【王様・女王様タイプ】
③思考の量
♥たくさん刺激を受けて(特に人を介して)思考する・忘れやすい ※思考の変化あり
♣思考量はやや多い・忘れやすい
♦思考の幅は狭い(少ない)が深い・忘れない(記録する)
♠たくさん思考する(人以外の情報からの刺激で)・忘れない ※思考の変化あり
④行動のスピード
♥早い・・・思いついたら即行動 (周りの行動が遅いと感じる)
♣やや早い・・・タイミングをみて行動
♦やや遅い・・・他の人の様子を見てから行動(スタートするまでに情報を集める。なかなか行動しない)
♠遅い・・・自ら動くより、他の人からの依頼で行動する(必要な材料や、ひらめき的な思考を要する)
→簡単な4タイプ別の診断ツールがあります